毎冬、八ヶ岳山麓は冬鳥コミミズクの数羽が渡来し、原野が白い雪原に変わり雪深くなるころまで八ヶ岳を背景に幻想的な飛翔をみせてくれる。厳冬を迎えるころには繁殖に入る前のフクロウの数羽も仲間入りして山麓はフクロウファンで賑わう。氷点下の中、多くの人が今か今かと幻想的なコミミズクの飛翔を待ちわびます。コミミズクの顔はとても特徴がある。らんらんと黄金の輝きを放つ瞳のまわりは、黒い隈の縁取りが入る。まるで歌舞伎役者のようにでもあり、凄みのあるビジュアル系ロックバンドのようだ。人気の秘密はその可愛いキャラクター性と美しい飛翔姿。フクロウファンにとってとても楽しみなシーズンがやってきた。