不安が的中。クマタカのヒナがイヌワシに襲われる。
親鳥が狩りに出かけ巣を留守にした間に襲ったと思われる。戻ってきたクマタカの親鳥との格闘があったのだろう。巣の周りにはイヌワシの羽が散乱し、ヒナの無残な姿があった。翌日にはヒナの姿は消えていた。4年前はヒナが56日齢だった。ヒナが空を見上げ仁王立ちした瞬間だった。イヌワシの若鷲が襲いかかってきた。クマタカのヒナは翼で振り払いイヌワシの攻撃をかわして難を逃れた。今回もその時のイヌワシが襲ったと考える。大自然の中で生きる野生生物、私たちの知らない生命のドラマがある。